2014年8月1日

特殊鋼5社、4―6月4社増収減益

 特殊鋼電炉メーカー5社の2014年4―6月期連結決算が31日出そろい、日本高周波鋼業が増収増益、他4社が増収減益となった。高騰する原燃料費が利益を圧迫する中で、自動車向けを中心に鋼材数量は増加し、販売価格の引き上げ、原価低減にも取り組んだが、吸収しきれなかった。駆け込み需要の反動減については当初想定したほど影響は少なかったが、4社は4―9月期の経常利益も減益を見込む。今夏以降、鋼材の販売価格引き上げが命題となりそうだ。







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