2015年6月30日

中国、輸入鋼材保税措置きょう撤廃 コスト負担解決なるか

 中国の輸入鋼材に対する保税措置が、きょう30日で撤廃される。昨年12月末までの契約―6月末入着までの鋼材が保税扱いとなるが、以後は輸入関税が課せられる。日本から鋼材を輸入して製品を輸出する中国の日系需要家が、割安な中国製鋼材に切り替えるケースが徐々に増え、日本の鉄鋼メーカーや商社、コイルセンター(CC)が対応に追われる。関税分のコスト負担を解決し、需要家をつなぎとめるのか。メーカーと流通、需要家間のせめぎ合いが続く。







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