大同特殊鋼、廃掃法違反容疑で本社などに捜索

　大同特殊鋼は11日、本社、渋川工場、および連結子会社の大同エコメットにおいて、廃掃法違反容疑で群馬県警による捜索・差し押さえが行われたと発表した。今回の容疑は渋川工場で排出される鉄鋼スラグの処理に関するもの。

　同社としては捜査などに対して誠実に協力するとともに、今後も鉄鋼スラグが路盤材として使用された場所の特定や、対応工事への情報協力を通じて、会社としての責任を果たしていくことを明らかにした。