2015年10月1日

造船・海洋構造物用、鋼材消費2年ぶり減 15年度見通し下方修正

 2015年度の造船・海洋構造物用鋼材消費(購入)量は335万8070トン(前年度比3万2395トン、1%減)の見通しで、微減ながらも2年ぶりに前年度実績を下回る。日本造船工業会が30日発表した造船関係資料によると、造船・海洋構造物の鋼材消費量は3月末に策定された15年度見通しより、7万5245トン、2・2%下方修正された。14年度は4年ぶりに増加し、15年(暦年)の竣工量も14年を上回る見込みだが、足元の建造では完工までのタイムラグが生じ、端境期となっていることが修正要因という。主力の厚中板は291万9043トン(同2万1450トン、0・8%減)で2年連続増となり300万トン際まで持ち直す。







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