2015年10月8日

日之出水道機器、鋼構造向け鋳鉄事業に進出 売上高100億円規模へ

 グラウンドマンホール製造最大手の鋳鉄メーカー、日之出水道機器(本社=福岡市、浦上紀之社長)は、新たに鋼構造向け鋳鉄事業に乗り出す。マンホール製造で培った高度な素材解析・製造技術を生かし、強度と耐久性を備えた高性能鋳鉄の付加価値を高め、鋼構造向けの需要を開拓する。溶接鋼構造の弱点を高性能鋳鉄で補完し、構造の一部鋳鉄化を目指す。新日鉄住金グループなどとの共同研究も加速する。同社では鋼構造向け鋳鉄事業の売上高を中長期的に年間100億円規模に成長させたい考え。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more