大同DMソリューション、フィリピンで工具鋼事業本格化

　大同特殊鋼グループの工具鋼事業会社、大同ＤＭソリューション（本社＝大阪府大東市、津田孝良社長、以下大同ＤＭＳ）は、海外事業展開強化策の一環として、フィリピンでの工具鋼事業を本格化する。4月1日付けで工具鋼の流通・加工会社を設立し、今秋をめどに新会社での営業および本格稼動を開始。伸長が見込まれる現地での需要獲得を目的とするもので、2017年度には、冷間工具鋼および熱間工具鋼の年間販売量で約200トン、黒字化達成を目指す。