2016年8月2日

薄板3品在庫、適正圏目前の402万トン 6月末 通例上回る大幅減

 6月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比3・8%、15万7000トン減の402万2000トンとなった。例年、5月末から6月末にかけては7万トン程度減少しているが、通例パターンを上回る大幅減で、適正目安とされている400万トン目前に迫った。下期に向けて自動車、建材などで国内の需要回復が見込まれているが、懸念材料だった海外市況が小康状態を保っているため、高炉の輸出成約はホットコイルで月間100万トンを超える高水準を維持しており、国内需要の回復ペースによっては需給タイト化の様相が強まる可能性もでてきた。







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