薄板3品、在庫大幅減430万トン

6月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比3・6%、16万トン減の430万2000トンと、大幅に減少した。高炉のバンキング実施などで鉄鋼メーカーの生産が大きく減った一方で、トヨタ自動車など一部需要家の生産が3―5月を底に6月から反転したためとみられ、全国コイルセンターの出荷量も5月に比べると20%以上の増加を記録、過去10年平均の4万トンを大きく上回る減少量となった。7月末在庫は6月末に比べ9万トンほど減少するケースが多く、在庫圧縮の基調は続くものとみられるが、日鉄では「動向を見極めるにはもうしばらく時間が必要」(薄板企画部)と慎重な見方を崩していない。

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