2017年4月10日

構造用鋼 関東市況、5年半ぶり大幅上げ 値幅1万円浸透

 関東地区の構造用鋼(S45C、丸鋼)市況は5年半ぶりに大幅上伸し、トン当たり10万円どころとなった。自動車向け需要が底堅いことに加え、低迷していた建設機械向けの需要が上向いている。産業機械向けも復調するなど、需要先が総じて回復しつつある。特殊鋼メーカーが昨年12月契約で同1万円の引き上げを表明し、2月以降、市中に鋼材が入ってきたことで、取り扱う流通業者が店売り再販価格を引き上げ、浸透した。当面、強含みで推移しそうだ。







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