2013年1月28日

JFEスチール、薄板3品大幅値上げへ 1万円超の公算

 JFEスチールは4月出荷分から、店売り・リロール・溶協メーカー向けの薄板3品(熱延・冷延・表面処理鋼板)販売価格を大幅に値上げする意向を固めた。鉄鉱石のスポット価格が10―12月期に比べ40―50ドル上昇するなど来4―6月期の原燃料価格の上昇が確実なうえ、急激な円安も高炉メーカーにとってはコストアップ要因として重なってくるため、再生産可能な価格帯へ引き上げを図るもの。2月中旬に正式に値上げを公表する予定。

 現在、品種ごとの需給状況、原燃料価格の動向を見極め値上げ幅などを検討しているが、1トン当たり1万円を超える上げ幅となる公算が大きい。先週から商社・流通業者に値上げ意向を伝え始めた。







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