2017年8月29日

タングステン価格上昇 年初から3―4割

 超硬工具や鉄鋼添加に使用されるタングステンの国際スポット価格が上昇している。中間原料であるAPT(パラタングステン酸アンモニウム)の国際価格は、足元で三酸化タングステン純分10キログラム当たり約250―270ドル程度。年初から3―4割値上がりし、約2年ぶりの水準まで上昇している。最大生産国の中国で自国消費が堅調な一方で、当局の環境監査などの影響で一部サプライヤーが生産を中断しているもようで、需給がタイト化している。







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