2018年4月4日

主原料価格、下げ止まりの気配

 主原料価格に下げ止まりの気配も出てきた。原料炭は下げが続いていたが、ここにきて下げ止まった。日本の業界関係者によると、豪州にサイクロンが接近し、主要積出港、鉄道の操業が止まり、1週間程度の休止が見込まれる。被害状況の見極めが要る。鉄鉱石は1カ月で2割程度下げていたが、足元は小反発した。中国の鋼材価格の動きを見極める値動きという。原料炭は窮屈さが続き、鉄鉱石は需給がやや緩そうだが、いずれも高止まりする懸念もあり、先行きは中国の鋼材生産、輸出環境など需給次第だ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more