2013年4月11日

三井金属、希土類で光学特性向上 レンズ向け分散液

 三井金属は10日、光学レンズの特性を大幅に向上させる透明分散液を開発したと発表した。希土類金属の化合物を湿式合成技術によってナノ粒子化し、溶媒液中に高分散。これによって高屈折率、高アッベ数(光の分散性が低く、色ムラやにじみが少ない)の光学特性を有しながら、ガラス基板並みの高透明度の塗膜を実現した。今後サンプル出荷を開始し、2016年3月期で年間売上高3億―5億円、将来的に30億円規模を目指す。







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