2018年6月14日

亜洲鉱業、鉱石供給力を拡大 南アで高品位鉱区開発

 香港を本拠にマンガン系合金鉄、鉱石生産を手掛ける亜洲鉱業(アジア・ミネラルズ、AML)は鉱石の供給力を質、量ともに拡大する方針だ。南アフリカの鉱山事業会社、クドゥマネで新たに高品位鉱区を開発し、10月にも初出荷する。鉄道の出荷枠を2018年度は前年比1割強増やしており、増量も狙う。AMLはクドゥマネの権益を買い増す交渉を進めているほか、南ア以外でタイプの異なる鉱石の権益買収を探る。中国、インド、ウクライナなどの鉱山の生産に限界があり、市況が一定レベルで推移する想定のもと、権益拡大を狙う。







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