2018年9月5日

中国鋼材市況が反落

 中国の鋼材市況が反落した。先物市場の鋼材価格が先行して下がり、影響したとみられる。製鉄所内と市中の鋼材在庫が増えており、需給はやや緩和の傾向。粗鋼の増産を受けて環境減産の効果が疑問視され、先物市場が反応したとの見方もある。秋の需要期を迎え、10月からは秋冬季の環境減産が北部で始まることから鋼材市況は調整安にとどまり、再度浮上する可能性がある。







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