2020年3月13日

19年中国鋼材生産、品種大半が前年超

 中国の2019年の鋼材生産量は大半の品種が前年を上回った。最大品種の鉄筋用棒鋼は2億4972万トンと前年比17・8%増え、過去最高を記録。大形形鋼は19・9%増、熱延鋼板や中厚広幅鋼帯、電磁鋼板などが10%増と近年で最も高い増加率を示した。米中貿易摩擦の影響など経済の減速を懸念した政府が景気下支え策を行い、需要が増加した。20年は新型コロナウイルスの影響で需要が減り、多くの品種の生産が前年を下回る可能性がある。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more