2020年8月19日

東京製鉄、9契販価据え置き 国内の荷動き回復遅く

東京製鉄は18日、2020年9月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)を全品種で据え置くと発表した。全品種据え置きは2カ月連続。今村清志・常務取締役営業本部長は、「日本国内は秋口の需要期を控え、少しずつ明るい兆しが出始めているが、足元の荷動きは新型コロナウイルスによる経済への影響がいまだ払拭できておらず、夏季休暇中の稼働日数減もあって、盛り上がりに欠ける状況となっている」とし、「海外マーケットに比べて、国内は回復が遅れている。今後、国内市場の改善を期待しており、条件が整えば値上げも視野に入れていきたい」とコメントした。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more