2016年4月25日

2016年熊本地震 被害状況

【鉄鋼関連】(4月22日)
●三洋工業は22日、熊本地震による影響について発表した。それによると現時点で同社グループ従業員に人的被害はないが、被災地にある営業所で倉庫内の商品等が落下するなど破損等の被害が発生している。設備等での被害はない。また現時点で業績に及ぼす影響は軽微と見込んでいる。

【鉄鋼関連】(4月20日)
●トヨタ自動車は20日、グループ企業を含めた国内完成車工場の週明け以降の稼働状況について明らかにした。それによると、トヨタ自動車は愛知県内の主力工場を中心に、25日から段階的に工場稼働を再開するが、九州のトヨタ自動車九州などの工場は引き続き、25日から28日まで稼働を停止する。

●サンユウの子会社であるサンユウ九州(熊本県菊池市)は15日未明の熊本地震の影響で操業を停止していたが、20日から生産を開始した。

●大阪製鉄西日本熊本工場は19日午前に電力が回復した。コンピューターシステムも稼働を開始した。20日から設備の点検を再開したが、余震が続いているため、慎重に点検を行っている。

また、流通に対して「今月中の製品出荷再開は無理」と通達した。

●ジェコスは20日、熊本地震対策本部を設置したと発表した。14日の発災時から従業員、家族および関連会社関係者の安否確認と施設の被災状況を情報収集し安全確認を進めてきた中、16日未明の地震による被害の拡大を受け18日に本社に対策本部(本部長=弓場勉社長)、九州支店(福岡県粕屋郡)に現地対策本部(本部長=鈴木章夫専務西日本事業本部長)を設置した。

●JFE鋼板(小倉康嗣社長)は20日、グループ会社で屋根・壁施工工事を手掛けるJFE日建板(本社=東京都台東区、出雲克彦社長)の九州営業所・工場(熊本県上益城郡嘉島町)が今回の熊本地震で被災したことを明らかにした。人的被害はなかったが、建屋や設備が損傷しており、現在は操業を停止している。小倉社長やJFE日建板の出雲社長らが現地入りし、操業再開に向けて陣頭指揮を執るなど、早期復旧を目指している。

【鉄鋼関連】(4月19日)
●九州製鋼(福岡県糟屋郡久山町)とトーカイ(福岡県北九州市)は人的・設備被害がなく、通常操業を続けている。

●大阪製鉄西日本熊本工場が復旧のめどが立たないなか、支援や応援の要請があれば対応する考え。

【非鉄関連】(4月19日)
●フジクラグループのフジクラインテック西日本では、工場建屋と生産設備に一部被害・損傷があり、操業を停止し、復旧のめどは立っていない。

●古河電工グループの古河電工パワーシステムズ・熊本事業所も、操業を停止。

●九州ネットワークケーブルは、20日まで操業を見合わせ、その後については対応を検討する。

●ホンダトレーディング関連会社のMAP熊本工場(熊本県菊池郡大津町)は設備に被害はないが、ユーザーが稼働を停止しており供給を止めている。

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【鉄鋼関連】(4月18日)
●新日鉄住金の八幡製鉄所と大分製鉄所が16日の本震発生後に設備を点検。異常は無く通常通り操業している。生産計画について、18日午前の段階では従来通りの生産。今後については「自動車など、需要業界の動向を見ながら検討していく」(八幡製鉄所広報)考え。

●大阪製鉄西日本熊本工場が被災。従業員については家族も含めて全員の安全が確認されたものの、余震が続いているため、工場の立ち入り等が難しく、被害状況は全て把握できていないという。

同社によると18日午前9時時点では生産を停止しており、建屋外壁や屋根の一部が崩落しているほか、電気関係設備も一部損傷するなど復旧のめどは立っていない。余震が続くとともに停電・断水中のため、同社では状況が回復次第、詳細調査を進めるとしている。

●スクラップヤード業者のカネムラエコワークスは高さ47メートルあるガス化溶融炉の煙突が倒れた。溶融炉は数年前に停止していた。また、スクラップなどが荷崩れしたため、片付けを行っている。設備は電気が通っているため、切断設備を稼働させ、緊急入荷などに対応している。

●トヨタ自動車およびグループ会社は18日から23日にかけて、国内完成車工場の稼働を段階的に停止する。熊本地震の影響により、部品生産が停滞しているため。稼働再開については、今後の部品の供給状況などを見極め判断する。

●三菱自動車は部品調達が滞ることから18日は軽自動車などを生産する水島製作所(岡山県倉敷市)の操業を一部休止、19日は全面停止する。

【非鉄関連】(4月18日)
●岡野電線グループの九州ネットワークケーブルは、操業を見合わせ。

●YKKAPは、九州製造所、熊本甲佐工場が、操業を停止して安全を確認中。

●LIXILは、熊本営業所とLIXILショールーム熊本が休業している。

●アーレスティは18日の発表で、アーレスティ熊本が安全確保に努めながら本日より生産を再開し、国内外の同社グループで生産振り替えなども行うとしている。

●SUMCOは18日、久原工場の一部設備に影響が出てラインを停止して点検を実施していると発表。同社のそれ以外の佐賀、長崎、宮崎にある各工場は、おおむね通常稼働中とした。

●白銅は九州工場(佐賀県鳥栖市)で建物・設備の安全確認中のため18日時点で稼働を停止している。

●松島金属熊本工場(熊本県菊池郡大津町)では工場設備は無事だったものの、従業員の自宅が半壊または家具の散乱などあり、出社できる状況にないとの判断から、当面、操業を停止する。再開のめども立たないという。

●西日本電線(大分県大分市)と大電(福岡県久留米市)は工場設備への地震による影響はなく、生産計画も従来通りの方針。ただし「交通網の状況によっては入出荷への影響を見極める必要がある」(大電)と慎重な姿勢を見せる。

●不二サッシグループの不二ライトメタル(熊本県玉名郡長洲町)は16日の本震で一部の設備に被害を受けた。16日は朝から点検、修理を行い、夕方に復旧。18日は通常生産に戻っている。

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【鉄鋼関連】(4月15日)
●佐藤商事熊本支店(熊本県上益城郡上益城町)は事務所で書類は散乱したものの人的被害はなく、鋼材倉庫および在庫品に影響は無かった。

●トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)は15日朝から、車両を組み立てる宮田工場の稼働を停止している。エンジン工場の苅田工場とハイブリッドユニットを生産する小倉工場は、15日朝8時から生産を再開したものの、15日午後3時の段階では一時停止した。

ラインを止めた理由は熊本に部品メーカーがあり、工場の被害状況や交通網遮断など、情報を収集するためだという。

●小野建熊本支店(熊本県熊本市)は事務所で書類は散乱したものの人的被害はなく、鋼材倉庫および在庫品に影響は無かった。15日は朝から通常営業を行っている。

●ジャパンマリンユナイテッド有明事業所(熊本県玉名郡長洲町)は人的・設備関連ともに被害がなく、通常通り操業。

●新日鉄住金も八幡製鉄所、大分製鉄所ともに影響がなく、通常操業を行っている。

●本田技研工業熊本製作所(熊本県菊池郡大津町)は15日午前11時半現在、生産を中止している。建屋や設備の被害状況の確認を進めており安全が確認でき次第、再開する見通し。人的被害の情報は入っていないという。

●日本M&Aセンターは18日に開催を予定していた福岡営業所開設式典について、熊本地震の被害状況を考慮して延期すると発表した。

【非鉄関連】(4月15日)
●トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)は15日、エンジンを生産する苅田工場とハイブリッドユニットを生産する小倉工場で、稼働を停止している。1直スタート時は稼働を止めていたものの、午前8時には再開。しかし部品メーカーの工場被害状況や供給への影響を見極めるため、再び停止した。

同社の稼働停止で、アルミ合金やアルミスクラップの動向に影響が及びそうだ。

また、車両を生産する宮田工場は15日朝から稼働を停止している。

●YKKAPは15日午後3時の段階で、八代工場の稼働を一部再開した。地震が発生した14日午後9時26分以後、操業を停止して夜間勤務者をいったん帰宅させた。15日午前に日勤者が製造ラインを点検。安全確認が取れたラインから順次稼働を再開した。

●大電(福岡県久留米市)は人的被害はなく、本社、佐賀、上峰の各事業所は通常通り操業している。

●西日本電線(大分県大分市)は工場および人的被害はなく、通常通り操業している。大分市は震度3だった。

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