2016年9月13日

中国鋼材市況が下落 改革効果に慎重な見方 先物の急落映す

 中国の鋼材市況が下落に転じた。鋼材の先物価格が先行して急落し、現物価格に影響したとみられる。政府の鉄鋼改革に期待して買いを進めてきた先物市場の投資家が改革の効果に慎重な見方を示すようになったとの現地報道もある。景気の不透明感から需要家の購入意欲が高まらず、不安視した流通業者が売りを急いでいるもよう。過剰生産がなお続く中、昨年同様、秋の需要期に価格が下がる事態を迎えようとしている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more