2016年12月15日

韓国、造船用厚板需要半減へ

 韓国の造船用厚板需要が、これまでの年間600万トンレベルから半減の300万トンレベルにまで減少する公算が高まってきた。バラ積船を中心に海運での船腹過剰は解消されず、海運市況の下落も加わり、苦境に立つ造船業の中で、韓国造船メーカーの建造量は激減、2016年10―12月から一段と建造量は落ち込み、造船メーカーによっては7―9月より50%程度ダウンしているという。このため造船用厚板需要も減退、特に17年1―6月は大幅に減少する見通しだ。一方、日本国内は造船メーカーの減少は5%減程度で留まる見込みで、16年度の造船用厚板需要は380万トンレベルで前年度より10万―20万トン減少。ただ17年度は360万トンレベルに落ちる可能性もある。







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