2019年8月16日

アジア ビレット市況低迷続く 日本メーカー中国産動向を警戒

 中国人民元の下落、中国の鋼材需給状況を背景として、今後、中国産ビレットがアジア市場に流入する可能性が高まっており、日本の普通鋼電炉メーカーは警戒感を強めている。輸出市況は中国国内市況に比べて50ドル前後安価であることから、現行のアジアマーケットで中国産ビレットが取引されているケースは見られないものの、「今後、中国産ビレットが輸出される可能性はある」(関東地区普通鋼電炉メーカー)という。国内製品出荷が低迷する環境下、日本の普通鋼電炉メーカーはビレット輸出で粗鋼生産量を確保する必要があることから、市場錯乱要因となる中国産の動向を注視している。

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