2019年11月28日

中国、鋼板市況も反転 輸入材増で軟化懸念も

中国の鋼材市況が急伸している。条鋼類に続き鋼板類も強含んできた。自動車生産の減少など鋼板需要は振るわないが、環境規制による鉄鋼操業制限で減産が進展。市中在庫が減少し、熱延コイル市況は先週末までに1週間でトン約1600円上昇した。一方でロシアやインド、韓国製の安価な熱延材の輸入が年後半に大きく増える見込みから鋼板類の市況は浮揚力が弱く、再び軟化しかねない。

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