2019年11月28日

中国、鋼板市況も反転 輸入材増で軟化懸念も

中国の鋼材市況が急伸している。条鋼類に続き鋼板類も強含んできた。自動車生産の減少など鋼板需要は振るわないが、環境規制による鉄鋼操業制限で減産が進展。市中在庫が減少し、熱延コイル市況は先週末までに1週間でトン約1600円上昇した。一方でロシアやインド、韓国製の安価な熱延材の輸入が年後半に大きく増える見込みから鋼板類の市況は浮揚力が弱く、再び軟化しかねない。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more