2020年4月14日

中国・宝鋼が値下げ継続、市況・企業収益は浮上難

 新型コロナウイルスの影響による需要の減少を受け、中国薄板最大手の宝山鋼鉄が5月積みの鋼板類の販売価格を引き下げた。製造業向けの販売がとりわけ落ち込み、付加価値の低い建材向けの受注に取り組むなど稼働率維持に努めてきたが、「ロールを埋め切れていない」(宝鋼関係者)。宝鋼の値下げで鋼板市況はなお軟化が続く公算大。鉄鋼市場は回復し始めているが建設向け中心の中小に比べ製造業向けが多い大手ほど生産が戻らず、低収益の状況がしばらく続きそうだ。

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