2020年4月24日

インドの鋼材輸出増懸念、20年内需7.7%減少見通し

世界第2位の鉄鋼生産国・インドが鋼材輸出を増やす懸念が高まりそうだ。インド鉄鋼連盟(ISA)はこのほど、2020年の鉄鋼需要が9370万トンと前年比7・7%減る予想を発表。新型コロナウイルスの感染防止のために政府が全土を封鎖し消費が抑えられ、需要が後退している。前年に経済が減速した際に東南アジアへの鋼材輸出が急増した経緯があり、新型コロナの影響が長期化し需要がさらに下振れすれば、拡大基調のインドの鉄鋼能力が再び海外に向かう可能性がある。







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