2021年7月8日

クボタ、恩加島に電気炉新設 キュポラ炉から切替

 クボタはディーゼルエンジン用など鋳物製品の生産拠点、恩加島事業センター(大阪市大正区)に電気炉を新設する。コークスを燃焼させて鋳物原料を溶かすキュポラ炉から切り替える。同時に鋳物製品の生産ラインを刷新。老朽化した設備を更新して増産対応するとともに、省エネ化や脱炭素にもつなげる。同センター内の工場建屋の建て替えなどBCP(事業継続計画)対策の強化も図る。総投資額は約186億円となる見込み。