2022年1月12日

中国鋼材市況上向く 景気対策、全人代に期待

【上海支局】年末に下落した中国の鋼材市況が年明けに上向いた。地方の債権発行が再開しインフラ整備が動く見通し。3月開催の全国人民代表大会で政府の景気対策が示される期待が浮上し、下げに歯止めがかかったようだ。一方で政府が昨年12月に不動産投資を抑える方針を伝え、建築用の鋼材需要の低迷が続く可能性があることから冬季の在庫積み増しを見送る流通が多くなっている。春節(旧正月)明けまで商いは閑散とし、様子見が続きそうだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more