2022年1月26日

21年税引前 台湾CSC3年ぶり増益 鋼材高で31倍

台湾鉄鋼最大手の中国鋼鉄(CSC)は2021年の連結税引前利益が844億1365万台湾ドル(約3470億円)と前年の30・5倍となり、3年ぶりに増加した。鋼材の販売価格が大幅に上昇し、グループの各鉄鋼事業が利益を伸ばした。22年は新型コロナウイルス禍による台湾国内産業の停滞に対応し、販価の調整を余儀なくされているが、中国の鋼材輸出の減少で需給は緩まず、国内外の需要回復とともに業績の向上を図る方向だ。

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