2024年8月16日

中国鋼材先物価格が急落 異形棒規格改定控え投げ売り

【上海支局】中国の鋼材先物価格が急落している。政府が6月に異形棒鋼の規格の見直しを9月に施行すると明らかにし、一部流通が低価格での販売を推し進めたことが相場を押し下げている。夏の不需要期が続く中、鋼板類・条鋼類ともに鋼材在庫が高い水準を保ち、需給が緩和していることから、現物市況も軟化傾向を保つ。政府の景気対策の効果が見えず、不動産建築、製造業ともに低調な需要が続く見通しから、8月後半も弱気の相場が続きそうだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more