2010年1月8日

相場高騰「実需より投機」 過熱感に安定求める声

 非鉄金属相場の騰勢が続いている。その一方で世界需給を示すロンドン金属取引所(LME)の金属在庫は銅、アルミ、亜鉛、ニッケルを中心に増加。アジア地域を中心に引き締まっていた昨年夏前と比較すると需給は緩んでいる。

 こうした状況を国内非鉄製錬メーカーのトップは口をそろえて「実需ではなく投機資金の影響」と指摘。一段と過熱感を強める相場の沈静化を願う声が相次いだ。







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