2010年8月16日

国内流通、電気亜鉛 需給タイト

 電気亜鉛の国内流通筋で、需給バランスがタイトになっている。自動車向けの亜鉛めっき鋼板や家電向け伸銅品の需要堅調もあって、先月からショート気味になってきた。6―7月の相場一服で値ごろ感もあったため、スポット買いも多く入った。ただし足元は緩和に向かっており、来月には解消される見通しだ。

 主用途である亜鉛めっき鋼板は、9月のエコカー減税終了前の駆け込み需要に対応するため、高炉メーカーは生産を引き上げている。大手製錬メーカーによると「納入量はリーマン・ショック前の8割水準まで戻ったが、今は9割くらい」とのこと。







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