2011年5月16日

昭和電線、中・富通集団と資本提携

 昭和電線ホールディングスは13日、海外事業拡大を加速する目的で、事業パートナーの富通集団(本社=中国浙江省、王建沂董事長)と資本提携に踏み切ると発表した。

 富通集団は昭和電線HDが実施する第三者割当増資を1株105円、総額約60億円で引き受け、18・58%の議決権を取得。これによって筆頭株主が創立来の東芝から富通集団に移る。払込期間は6月17日から9月20日まで。調達資金は半分を中国事業への投資拡大、半分を日本国内の基盤事業強化に充てる。