2012年2月3日

鉛地金、市中プレミアム高騰 原料不足響く

 鉛地金の市中プレミアムが高騰している。

 一次製錬メーカーが増量要請を受けられず、電気鉛のスポット取引の実勢価格は通常よりキロ5―10円高い建値並みに達している。再生鉛も原料不足のため、二次精錬筋の生産が減少。上鉛スクラップ不足が深刻な関西地区では、低品位の再生鉛が通常より20円高い建値水準でスポット取引されるケースもあり、電気鉛のひも付き価格を上回る「親不孝相場」が定着している。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more