2012年9月7日

半導体向けの銅条需要、一段と鈍化 下期計画見直し広がる

 半導体リードフレーム材など電子部品関連向けの銅条需要が、一段と減速しているもようだ。国内外の景気低迷で、予想していた以上にデジタル機器や家電の売れ行きが悪く、需要家が再び調整ムードを強めているとの指摘がある。

 下期の需要改善を期待していた業界関係者からは「秋以降も駄目だろう」(大手銅条メーカー営業)と悲観的な声が寄せられ、多くのメーカーが下期生産見通しの下方修正を余儀なくされそうだ。







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