2012年10月29日

銅スクラップ、荷余り感加速 伸銅向け低迷

 銅スクラップ市場で荷余り感が加速している。9月後半には、銅建値が4カ月ぶりとなるトン70万円を回復したことで、多くの売り手が塩漬けしていたスクラップを市中に放出。これに応じた原料問屋は在庫を大幅に増やしたが、10―12月期に入って伸銅メーカーの原料購入意欲が一段と落ち込み、問屋各社は売り先の確保に苦慮している。市中価格も総じてジリ安推移。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more