2014年3月14日

古河電工、光給電カメラを製品化 災害時に有効

古河電気工業は13日、光ファイバーを使って電源を供給し、画像を伝送する光給電カメラの製品化に世界で初めて成功したと発表した。このカメラシステムは、監視地点に電源や伝送といった付帯設備を設置する必要がないため災害時や防災用途で特に有効で、2本の光ファイバーを接続するだけで、画像を約10キロメートル離れた遠隔地に伝送することができる。すでに官公庁向けで複数の納入実績があり、今後は地方公共団体などに提案し、2015年度までに売上高1億円の達成を図る。