Ｊマテ・カッパー、銅合金部品 国内体制を強化 上海から移管

　Ｊマテ・カッパープロダクツ（本社＝新潟県上越市、丸山健司社長）は、銅合金部品の国内生産体制を強化する。8月末に生産を終了した上海上越高級銅合金の設備移管を進めているが、銅合金を加工して水道関連部品や軸受け部品などを生産するＮＣ旋盤の移設が9月中に完了する見通し。パイプや棒材などを生産する連続鋳造設備は年明けに既存設備と入れ替える。遠心鋳造設備は1基の移設が完了し、2基を残すのみとなった。このほか押出機は今月から設置工事に入り年内の本格稼働を目指す。