2016年12月28日

白銅、加工能力を強化 16年度15億円投資

 非鉄金属流通大手の白銅は加工能力を強化する。今年度(2016年度)、国内4工場に切断機やフライス加工機などの加工設備を合計70台導入。17年には2台目となる金属3Dプリンターも導入する予定だ。16年度の設備投資額は前年度比2倍以上の約15億円となる見込み。17年度も未定ながら同程度を計画する。同社ではリーマン・ショック以降投資を抑制していたため、一部設備の老朽化が進んでいた。半導体・液晶製造装置の旺盛な需要が継続する見通しが強まったこともあり、大規模投資で最新設備への置き換えを実施。納期や品質の向上を図り、高品質な商品を安定供給できる体制を整える。

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