2017年1月19日

銅スクラップ、需給余剰感薄れる 放出一巡、発生が低迷

 銅スクラップ需給の余剰感が解消されつつある。相場急騰を受けた塩漬け玉の放出が一巡し、年明け以降は再び発生が低迷。伸銅、製錬メーカー各社の原料購入意欲は弱いままだが、それ以上に発生量が少ないことから、トランプ米次期大統領の就任、英EU離脱問題など、相場の先行きの不透明感が強いにもかかわらず、高値買いを行う原料問屋が増えている。

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