2016年11月11日

銅スクラップ、相場高受け発生急増

 銅建値がトン6万円の大幅な引き上げとなり、長らく停滞していた銅スクラップの発生が急増している。年内に発生した現物すべてに利益が乗ったことで、これまで塩漬けを決め込んでいた売り手が大量に玉を放出。しかし、買い手は海外銅相場や為替相場の先行きに不透明感が強いことや、足元にかけて若干タイト感が緩んでいたことから、買い止めする向きが目立ち、折り合い難で市中はノミナル高の様相を呈している。

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