2017年5月29日

三菱アルミ、19年度経常益39億円目標 新中計

 三菱アルミニウム(本社=東京都港区、濵地昭男社長)は25日、2020年3月期(19年度)までの3カ年中期経営計画を発表し、16年度に965億円だった売上高を最終年度の19年度に約9%増の1056億円に、36億6000万円だった経常利益を8%増の39億5000万円(いずれも連結)に引き上げる目標を掲げた。老朽化設備の更新によって安定生産を目指すほか、選択と集中を進めて国内生産拠点である富士製作所(静岡県)の収益性改善を図る。ラジエーターやカーエアコンなど、自動車熱交換器材向けアルミ板事業の海外展開にも取り組む方針だ。3年間の設備投資額(連結)は約160億円を予定する。