2017年6月14日

経産省、タイ・ベトナムで調査 中国材流入の影響大

 経済産業省(金属課)は、2016年度製造基盤技術実態等調査事業(中国供給能力による新興国へのリアルインパクト調査事業)調査報告書をとりまとめて公表した。日鉄住金総研に委託された今回のリポートでは、金属産業全般における中国材流入の影響が深刻化していることを踏まえ、その実態を調査・分析。このうち非鉄金属は、アルミ、伸銅、電線・光ファイバーの3業種を対象にタイとベトナムで現地調査などを実施した。それによると、鉄鋼ほど深刻ではないものの、すべての業種で中国企業との競合が見られ、製品によってその影響が大きくなりつつあることが分かった。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more