2018年2月8日

三菱マテリアル、グループ3社でも不適合品 アルミ押出・機械部品で

三菱マテリアルは8日、グループ会社の三菱アルミニウム、立花金属工業、ダイヤメットの3社についても不適合製品出荷の事実が判明したと発表した。該当製品については出荷を停止して顧客への説明を行い、安全性確認を急ぐとともに、再発防止に向けた取り組みも進めることにしている。三菱マテリアルではこれまで明らかになっている三菱電線工業、三菱伸銅に加え、グループ3社について外部専門家も起用した特別調査委員会による調査を行う必要があるため、同委からの最終的な報告書は、本年3月以降提出となる予定だ。

三菱アルミについては今回、2014年12月1日―17年11月末日までの3年間、富士製作所(静岡県)において不適合品出荷の事実が判明。測定値の書き換えや規格に合致しない測定法実施、必要な検査の省略があったとしている。不適合品出荷は、圧延品7社、押出品110社で、顧客数合計115社。圧延品のうち、顧客で安全性確認済みは3社、三菱アルミで安全性が推認できるものは4社。押出品については、顧客での安全性確認済みが6社、顧客側で当面問題なしとしているのが30社、三菱アルミで安全性を推認しているのが36社、不適合品納入を連絡した段階のところが35社となっている。対象期間における不適合品の可能性のある数量は1万4790トンで全体の3・3%。売上高ベースとしては、96億円で同4・7%となった。

また、立花金属については、特別監査による17年1月―18年1月までの約1年間において、養老工場(岐阜県)で不適合品出荷が判明。不適合品出荷顧客は307社で、うち説明済みは44社となっている。確認期間における出荷としては、数量で3233トンとなり全体の23・7%。売上高では、同21・2%の14億円となった。

ダイヤメットに関しては、自動車用焼結機械部品などについて、不適合品の出荷を確認。17年1月1日―18年1月末日までの13カ月間において、本社工場(新潟県)から不適合製品出荷があった。不適合品の出荷顧客は73社で、うち説明済みは48社。確認期間における出荷数量は6459トンとなり、全体の33・2%。売上高に関しては73億円で、同30・8%を占めている。

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