2020年10月22日

20年錫需要見通し 5.9%減に減少幅圧縮

国際錫協会(ITA)はこのほど発表した最新リポートにおいて、2020年の錫世界需要は前年比5・9%の33万8000トンになるとの見通しを示した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、はんだや化学薬品は8―9%の減少となるが、食缶向けでブリキ需要が上向いて7%増加する。世界需要は11年ぶりの低水準だが、中国の力強い回復もあって、当初の想定よりマイナス幅は圧縮される見込みだ。

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