2021年1月14日

「銅の抗菌性で新型コロナウイルスに立ち向かう」拡大の兆し見せる 可能性広がる銅・銅合金 ネットワーク駆使し開発 地域の特色生かし製品づくり

新型コロナウイルスの感染拡大はリーマン・ショックや東日本大震災の時以来の打撃を日本経済に与えただけでなく、生活のあらゆる常識をも一変させた。「接触」というこれまでは気にも留めなかった所作もその一つだ。新型コロナへの接触感染リスクを心配するあまり手すり、ボタン、つり革など身近な物に触れるのもためらわれるようになった。そのような状況のなか、一つのキーワードが新型コロナの感染対策で注目を集めている。「銅の抗菌性」だ。全国各地の企業、大学が既存の枠組みを超えて銅の抗菌性を生かした新たな製品開発、販売に取り組み始めている。(新保 貴史)








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