2021年11月30日

鉱業協会 欧州スクラップ輸出規制に注視 

 日本鉱業協会が29日開催した定例記者会見で、村山誠一会長(JX金属社長)は欧州で議論されている金属スクラップ輸出の規制について、手続き厳格化などの可能性はあるとしたうえで「最終的にそれ(日本への輸出)が否定される事はないのでは」との見方を示した。南米の資源ナショナリズム的な動きも含め、資源を巡る各国の動向を注視していく考え。金属価格高騰による素材代替懸念に関しては、特性を生かした技術開発、用途開拓が重要だと話した。