2022年1月12日

マレーシア スクラップ輸入99・75%以上要求

マレーシアが10日、金属スクラップの輸入基準や手続き方法を見直し、厳格化した新ルールを施行した。銅・アルミ・鉄の3品種のスクラップが対象で、輸入する場合は総重量に対して99・75%以上の金属分を要求し、廃基板や電気電子部品などの混入を一切禁ずる。輸入業者は、政府から製造業許可を取得した企業に限定され、輸出国では一部企業を除いて検査団体による船積み前検査が必須となる。日本は銅・アルミスクラップの総輸出量のそれぞれ3割をマレーシアに輸出しており、今後影響が出るとみられる。