2023年1月25日

関東 銅スクラップ荷動き停滞

関東地区で、銅スクラップの荷動きが停滞している。スクラップ価格の指標となる銅建値は月初から上げ基調で推移し、19日にトン125万円と約7か月ぶりの高値を回復。24日には127万円と続伸したが、集荷業者に目立った売りの動きは見られない。昨年末にかけて玉を出し尽くしたとみられるためだ。一方で需要家であるメーカー側の原料購買意欲も低調な状態で、需給は低位で均衡。市中は売り買いともに定期物が大半を占める。