住電ＨＳＴ、5月発注分から 主要3品種値上げ

建設用電線メーカー販社の住電ＨＳＴケーブル（本社＝大阪市北区）は、5月以降の発注分から高圧、エコ、派生品を含めた主要3品種（ＣＶ、ＩＶ、ＣＶＶ）の販売価格を5―7％（一部品種については2割程度）値上げする。足元での原材料費や輸送費、人件費の高騰に加え、「2024年問題」とともに見込まれるさらなる費用上昇への対応が目的。各コストの上昇分を販価に転嫁することで、需要家への今後の安定供給を維持したい考えだ。