2024年5月13日

神鋼、アルミパネル再編 母材供給を中国合弁に移管

神戸製鋼所は2027年度をめどに自動車向けアルミパネル事業を再構築する。中国の宝武鋁業(宝武アルミ)との24年度中の合弁会社設立により、中国市場向けアルミ母材(加工前の原板)の供給元を出資する韓国のウルサン・アルミナム(UAL)から段階的に宝武アルミに移管する。顧客の材料承認などの観点からUALからの母材供給を当面継続するほか、将来的にはUALの供給余力も活用していく。パネル事業の再構築方針により、23年度はUALに関して239億円の損失処理を実施した。

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