2014年5月21日

オウトクンプ、製鋼操業率90%超へ

 フィンランドのステンレス大手、オウトクンプは欧州拠点で製鋼90%以上、冷延工程85%以上の高い操業率を目指す。独ティッセンクルップのステンレス事業買収を経て製鋼工程の閉鎖など大規模な生産体制の再構築を進めており、飛躍的に効率を高める。冷延工程の新鋭化など高付加価値化にも投資しており、精密品や厚板を含めて幅広い品ぞろえを効率的に生産、出荷する。北米、アジアで獲得した供給網の効率化を急ぎ、収益を確保する。







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